『婦人画報』「エルメス×杉本博司」記事

12/11/02 | カテゴリー:編集プロセス | | No コメント

発売中の『婦人画報』12月号にエルメスとアーティストのコラボ作品/商品、

《エルメス・エディター》シリーズの話を書かせていただいた。

このシリーズ第3弾となる今回の作家は杉本博司氏。作品タイトルは「影の色」。


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左の写真は2010年に僕が撮影した杉本氏。東京のアトリエで「光」を撮影中。

澄みきった冬の光を大型のプリズムで分光し、それを鏡を使って暗い部屋に招き入れ、

漆喰に投影した「虹」をポラロイドカメラで切り取っているところ。

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須田悦弘展@千葉市美術館

12/11/01 | カテゴリー:美術展 | | No コメント

木彫で実物大のリアルな植物を作り、それはまるで本物のよう。

しかもその作品を作家本人がさまざまな企みをもって設置し、

鑑賞者が発見する楽しみを演出したり、その裏をかいたりするところまでが

作品(インスタレーション)になる。

そんな須田作品を観る楽しみを知ると、ちょっとやみつきになる。

そのあたりが単なる工芸的な彫刻とは一線を画する現代美術なのである。

今回も見事な新作の発表あり、「隠したいのか? 見せたいのか?」と

問いたくなるような展示あり、古美術との対話のようなコラボあり、など

存分に楽しませてくれる展覧会を作ってくれた。

「須田悦弘」展。12月16日(日)まで(けっこう短い)。千葉市美術館にて。

以下、ネタバレ的な解説もあるので、

知りたくない場合はここまでに。

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須田悦弘《芙蓉》2012年 作家蔵

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WARAI 笑いの日本美術史〜縄文から19世紀まで

12/10/17 | カテゴリー:美術展 | | No コメント

パリ日本文化会館「笑いの日本美術史 縄文から19世紀まで」展が開催されている。

12月15日(土)まで。


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中央:埴輪 盾持人(埼玉県本庄市/前の山古墳出土)古墳時代(6世紀)

左:人面土器(茨城県/女方遺跡出土)弥生時代(紀元前5世紀〜3世紀)

右:埴輪 笑う埴輪(埼玉県本庄市児玉町/生野山出土)古墳時代後期(5世紀末〜6世紀末)

手前左:分銅形土製品(山口県田布施町/明地遺跡出土)弥生時代 中期後半(1世紀)

手前右:土面(大阪府/仏並遺跡出土)縄文時代後期(紀元前2000年〜紀元前1000年)



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西野達「中之島ホテル」

12/10/14 | カテゴリー:美術展 | | No コメント

大阪のホテル。まあ、そういうホテルはあるでしょうね、というような感じ。

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タイルの床というのが日本のホテルとしては珍しいか。

普通、多いのはカーペットやフローリングだし。

・・・しかし、このホテル、実は・・・

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Rothko/Sugimoto: Dark Paintings and Seascapes

12/10/06 | カテゴリー:美術展 | | No コメント

ロンドン〈PACE LONDON〉グランドオープニング展として、

「Rothko/Sugimoto: Dark Paintings and Seascapes」が開催されている。

11月17日(土)まで。


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マーク・ロスコ晩年のダークペインティング8点と

杉本博司のSeascapes(海景)大判8点が並ぶ。

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『はれ予報』10月号

12/09/30 | カテゴリー:未分類 | | No コメント

しんきんカードVISAの会員誌『はれ予報』の10月号が美術館特集で

その中の「僕の恋人はこの人です! 名画美女図鑑」というセクションの

インタビューに答えた。

それをツイートしたら、どんな記事なの? という問い合わせが来たので、

(会員でないと読むチャンス少ないからね)少しだけ紹介したい。

最新号はここで読めるのだが、

http://www.shinkincard.co.jp/visa/hare/hare_ebook2/_SWF_Window.html

掲載図版の著作権などの関係で、すべてのページが読めるわけではない。

僕のところも、ウェブ版では読めない


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『はれ予報』2012年10月号

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『土偶・コスモス Dogū, a Cosmos』

12/09/26 | カテゴリー:未分類 | | No コメント

滋賀県のMIHO MUSEUMで開催中の「土偶・コスモス」展の公式カタログが届いた。

展覧会はまだ見に行ってないけど(行けるかなぁ)、この本を見ているだけでも楽しい。

展覧会カタログだが、書店でも手に入る書籍だ。

もとになった展覧会はまあ、やや不便なところにあるいい美術館MIHO MUSEUM

12月9日(日)までやっている。

国宝3点、重要文化財22点を含む縄文土偶約220点、縄文土器などを含めると

総数約320点を集めたという今までになかった展覧会。


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『土偶・コスモス Dogū, a Cosmos』羽鳥書店 3,000円+税

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ムラタ有子「新作絵画」展

12/09/23 | カテゴリー:美術展 | | 1 コメント

油彩で動物や風景を描く、ムラタ有子さんの新作展が始まっている。

彼女のファンは多い。

10月26日(金)まで。GALLERY SIDE 2にて。


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左:「grandma said」2012年

右:「blue bird」2011年

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西野達”Discovering Columbus”

12/09/20 | カテゴリー:美術展 | | No コメント

ドイツと日本を拠点に活動する現代美術家の西野達さんの新しい作品が

ニューヨークのコロンバスサークルに出現している。


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コロンバスサークルが現在はこんな状態です。


これまでも世界各地のモニュメントをホンモノのホテルにしてしまったり

マーライオンホテルホテルゲント)、

リヴィングルーム化してしまうという作品を作ってきた西野達氏(1960年、名古屋出身)。

いよいよここ、現代アートの聖地ニューヨークでのプロジェクトだ。

マンハッタンの中心にあるセントラルパークの南西角(地図でいうと左下)に

位置する。アメリカ初の円形交差点だそうだ。


今回はどんな作品を見せてくれるのか、ニューヨークまで飛んできた。

 

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大伴昌司図解「地球七まわり半を走りぬいたアイディア万能バス」

12/09/04 | カテゴリー:編集プロセス, 蔵書紹介 | | No コメント

先日、弥生美術館で開催中の

「奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解 展〜一枚の絵は一万字にまさる」が

すごく良かった。展示は9月30日(日)まで。

大伴氏については今までもブログや講演なんどで何度も触れているがこの展覧会は

ツイッターでも、編集者、デザイナー、イラストレーターは必見!と書いた。

展示はどれもこれもわくわくしながら見たが、特にこの記事に目が止まった。

フォルクスワーゲンのワンボックスカーで世界一周している岡野豊さんのクルマの図解だ。

子どもの頃「キャンピングカーで世界を回りたい」という夢を思い出した。

いまだに実現していないけど。

(ちなみに岡野さんの近況はここに載っていた→グァム新聞


展示では記事の全部を読むことができないので、美術館の帰りに神保町の中野書店に

行って、その号を探したら、ちゃんとあった。


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15ページにわたっている記事だが、展示されていた部分、クルマの透視図。

子どもの頃、こういうのをどれだけ真剣に眺めたことだろう。

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