友人とチャットをしていて、回文の話題になった。
回文(上から読んでも下から読んでも同じ文)、つまり、〈新聞紙〉とか、
〈竹藪焼けた〉とか、〈私負けましたわ〉という、あれである。
僕が回文集の名作だと思っているのは、これ。
土屋耕一回文集『軽い機敏な仔猫 何匹いるか』誠文新光社 1980年
装幀は和田誠氏 私家版のような凝った作り。これは外函
(この本は僕が古本で入手したもので、函に水濡れがある)
角川文庫版もある。その方が入手しやすいかも。
回文という言葉遊びに相応しい優雅なレイアウトだ。
水仙花えらぶ 油絵完成す
スイセンカエラブアブラエカンセイス
落花生 食いて見ていく伊勢 桂
ラッカセイクイテミテイクイセカツラ
村上春樹にも回文集がある。50音かるたになっているところもすごい。
村上春樹『またたび浴びたタマ』文藝春秋 2000年