難しいと思っていた絵も、実は紙芝居だったんですね。

07/04/01 | カテゴリー:未分類 | | 1 コメント

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発売中のブルータス美術特集を担当した。
これまで、現代美術や日本美術の特集を手がけてきたけれど、
今回は西洋美術の特集。
今、上野の東京国立博物館で公開されている
フィレンツェ、ウフィツィ美術館のお宝の一つ、
レオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」を入口にしての西洋美術案内だ。
今回のテーマはキリスト教、それも新約聖書編というところ。
名作絵画で主にイエス・キリストの生涯を追う。


今、上野の東京国立博物館に来ているレオナルド・ダ・ヴィンチ
「受胎告知」は見に行きましたか? 
それなら、見たことあるよ、とか、今度、フィレンツェに行ったときに見るよ、
とか、ありましょうが、今回の展示はなかなかいいと思います。
照明とかもウフィツィと違いますし。
同じ場所に1974年、「モナリザ」がやってきました。
個人的な話ですが実は僕は見に行っています。10代の半ばでした。
その5年後、パリで再会。
そして時は流れ、2005年、ルーブルのモナリザ室改装お披露目のレセプション
にはプレスとして出席していました。初対面から30年後もモナリザは変わらぬ
微笑みを投げかけてくれていました。絵って本当にいいですよね。
さて、BRUTUS最新号をお届けします。今回は美術の特集。
テーマは大きく3つの柱を立てました。
一つめは、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
この天才については謎も多く残されています。彼の画家としての
業績をまとめてみました。真作と言われる絵画作品は20点あるか
ないかで、30数点と言われるフェルメールよりもずっと少ない。
旅行ごとにチェックして全部見ることも可能ですね。モナリザは有名ですが、
多いのは実は宗教画です。彼の描いた絵を通して、キリスト教の約束を
おさらいしようというテーマです。
次の柱は、レオナルドに限らず、名作絵画を通して、キリスト教を理解
しましょう。そして、キリスト教を理解すれば、絵を見るのが楽しくなりますよ、
ということで構成された特集。
ああそうか、美術館で「なに?」と思っていた絵もたとえば「キリスト物語」
という紙芝居だったんだなぁとわかります。今度見るときはもっと楽しめる
でしょう。画家は近現代にも及び、ゴーギャン、モディリアーニ、フジタ、
ベーコン、ウォーホル、リヒターも登場します。
そして、もうひとつの柱ですが、現代美術アーティストの束芋さんに
レオナルドの足跡を追う旅をしていただきました。フィレンツェ、ヴィンチ村、
ミラノなど。
そして、彼女による「レオナルドとは何者だったのか」の図解。
束芋版「受胎告知」も、あります。束芋さんは海外でも評価が高く、
本年度ヴェネツィア・ビエンナーレの国際部門招待作家として、イタリア館で
作品が展示されます。

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1 コメント {#}
  • タシャクール

    鈴木様!17年振りに茂木先生の取材で再会した是です。本当にお懐かしやでございました。それに、フクヘン・ブログおめでとうございます!今日は、ブルータス買いに行って来ます。(文字がピンクが個人的には好きだったな?。)

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