神奈川工科大学《KAIT工房》を見に行く。

08/03/24 | カテゴリー:日記的 | | 1 コメント

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建築家・石上純也さんが設計した神奈川工科大学《KAIT工房》が完成した。

ちょっと前に内覧会があったのだが、そのときは行けず、今日行ってきた。

↑無数の柱が立つ。屋根の重さを支える柱とその屋根を引っ張る柱と。★

 (★のついている写真は画像をクリックで拡大)

 

外観を見ると、周囲の風景の写り込みを巧みに計算しているのがわかる。

こちら側には桜並木があり、もう少しすると満開の桜を映すだろう。

その場に居合わせたひとりが言った「まるで、長谷川等伯の『櫻図』だ」。


↑パノラマ撮影のためこんな形だが、実際には直線。★

↑ファサードごとに反射による表情を持つ。単純な直方体ではなく、角度を計算し、

 また、トップライトの入り方を考えることで、映り込みを調整している。

 

この神奈川工科大学《KAIT工房》は大学のホームページによれば、

学生のものづくりに対する夢や希望をかなえる場所、気軽にものづくりの楽しさを

体験できる場所として、平成20年春、創作活動専用の施設「KAIT工房」が完成

しました。約2,000m2という広大で落ち着いた空間のなかで、学生の自主的・創造的

活動を促進していくため、設備等を提供し、専門スタッフの助成、助言等を行います。

「施設」「設備」「道具」「アドバイス」などの面で支援していきます。

ということだ。

石上さんは今、最も注目されている建築家だと言ってもいい。

つい先日、ニューヨークのYohji Yamamotoショップのリノベーションが完成した。

東京都現代美術館の展覧会「Space for Your Future」では巨大な四角い風船を

美術館の吹き抜けに浮かせて、観客を圧倒した。

今年のヴェネツィビエンナーレの出品作家として、どんな展開を見せてくれるか

楽しみである。 もうひとつインテリアの写真。

立つ位置によって、いろいろと表情を変える室内。工房的なスペースあり、

打ち合わせ用のスペースあり、事務所的なスペースあり。

この空間の使い方は飯田橋にある石上さんの事務所の使い方に通じるものがあるが。


↑古い家具や様々な種類の観葉植物が建物の「印象的体温」を上げている。★

 


↑鉄製の椅子やテーブルもオリジナル。シンプル&ローコストで成功している。

 

直線状に見える天井の明かりは蛍光灯などの人口光ではなく、自然光。

ということを説明するために、屋根を見るとこんなふうになっている。

そして、採光窓の大きさ・配置にも実は理由がある。細かい計算が働いている。


↑これもパノラマ写真であることに注意。実際は四角形の屋根。

 

再び室内。工房なので、金工や木工、陶芸、電子工作やソーラーカーの制作まで。


↑工具をかけるパネル。

 


↑電子工作用のパーツを入れるボックス。半導体やコンデンサ、抵抗からビスまで。

 


↑建築家・石上純也さん。緻密で大胆、オリジナリティ溢れる作風。

 

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