「大江戸と洛中~アジアの中の都市景観~」

14/03/18 | カテゴリー:美術展 | | No コメント

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『大江戸と洛中〜アジアのなかの都市景観〜』が江戸東京博物館で

5月11日(日)まで開催される。展示替え多数。


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《十二都市図世界図屏風》六曲一双 17世紀初頭 南蛮文化館蔵


日本の江戸時代の代表的な都市、江戸と京都。

まちづくりの手本は中国にあるのはわかる。

その史料や実際の都市計画図や地図にはじまり、京都と江戸、

さらにそれ以外の町の地図や俯瞰図を一同に集めている。

地図好き、図解マニア必見。わくわくしてくる。




さて、冒頭の屏風は一双の中央部に世界図。両脇に世界の都市鳥瞰図を配する。

重要文化財。


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《十二都市図世界図屏風》(部分)六曲一双 17世紀初頭 南蛮文化館蔵

アデン、ストックホルム、アントワープ、ハンブルク、ジェノヴァ、セビリアの

鳥瞰図が右側2扇に描かれている。


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《十二都市図世界図屏風》(部分)六曲一双 17世紀初頭 南蛮文化館蔵

左側に描かれている、これはヴェネツィアの地図だ。正確ではないと思うが、

多くの堀が巡らされた街であることは明らかに伝わる。


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《東海道五十三次図屏風》(部分)六曲一双 寛文年間 東京都江戸東京博物館蔵

江戸から大津(滋賀県)まで東海道の要所を描く屏風。

これは富士山が描かれている左隻の上段部分である。


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《世界万国全図説》(部分)江戸時代後期 江戸東京博物館

日本を中心に描いた世界地図とその上下に往来する

中国・朝鮮・オランダ・ロシアほかの船を描いている。


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《坤輿万国全図》三幅一揃 江戸時代 東京都江戸東京博物館蔵

宣教師マテオ・リッチが作成した「漢訳版世界地図」の写本。地球球体説を基にして、

卵形に世界を描いている。中心に中国を黄色で、その東に日本列島を白く描写。

1602年に北京で刊行され、後に日本にも輸入された。

マテオ・リッチはイタリア人イエズス会員・カトリック教会の司祭で、

中国で宣教師活動を行い、明朝に仕えた。


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《洛中洛外図屏風》(左隻部分)六曲一双 元和年間(1615-24)一般財団法人 南蛮文化館

二条城大手門前には登城する南蛮人の行列が描かれている。


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《旧江戸城写真ガラス原板 外桜田門と桜田堀》明治4年 江戸東京博物館

三宅坂より桜田堀を望んだ風景。撮影しているのとは別の写真師が写ってて興味深い。

展示ではネガをそのまま見ることになるが、図録では紙焼き状態(ポジ)で掲載。




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《高松城下図屏風》(部分)17世紀 香川県立ミュージアム

讃岐國高松城と城下町を北から俯瞰している。

身分による家の造りの違いもわかるし、人物なども細かくていねいに描かれている。



『大江戸と洛中〜アジアのなかの都市景観〜』

会期:平成26年3月18日(火)~5月11日(日)

会場:江戸東京博物館 1階展示室 (東京都墨田区横網1-4-1) 

電話番号:03-3626-9974(代表)

開館時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで) 

*入館は閉館の30分前まで。

休館日:5月7日および毎週月曜日(ただし、4月28日・5月5日は開館)

観覧料:一般 1,300円 学生・65歳以上に割引あり。

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