「坂田栄一郎―江ノ島」原美術館

13/07/15 | カテゴリー:美術展 | | No コメント

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坂田栄一郎さんの写真展「坂田栄一郎―江ノ島」が原美術館で始まっている。

9月29日(日)まで。以下、作品はすべて ⓒ Eiichiro SAKATA


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坂田栄一郎氏といえば、60年代から渡米し、リチャード・アヴェドンの

アシスタントなどを経て、70年代に帰国。

広告写真の第一人者として活躍し続けている。

雑誌『AERA』の表紙用ポートレートの仕事は単に一写真家の仕事というより、

日本の出版界の財産と言っていいだろう。


その坂田氏が日頃発表しているのとはまったく異なる作品を発表している。

多忙な写真家でありながら、コツコツと撮り続けていたシリーズがあったのだ。

今回展示されている写真はポートレートはむしろ少数派で、

あってもそれはたまたまその日、江ノ島にいた無名の人々。

どちらにしても、彼のよく知られた仕事の対極にある被写体である。


海水浴を楽しむために海に集まった人々が砂浜にひろげた「痕跡」の

ありふれた、そして無防備な様子をウォッチする目は彼ならのものだろう。

毎週リリースされる週刊誌のために撮る有名人のポートレイトとは対極の

誰かもわからない(しかも、本人を見たり見なかったりする)被写体。

これを「人のいないポートレイト」と呼んでいる。


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