大伴昌司図解「地球七まわり半を走りぬいたアイディア万能バス」

12/09/04 | カテゴリー:編集プロセス, 蔵書紹介 | | No コメント

トラックバックURL:http://fukuhen.lammfromm.jp/wp-trackback.php?p=17215

先日、弥生美術館で開催中の

「奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解 展〜一枚の絵は一万字にまさる」が

すごく良かった。展示は9月30日(日)まで。

大伴氏については今までもブログや講演なんどで何度も触れているがこの展覧会は

ツイッターでも、編集者、デザイナー、イラストレーターは必見!と書いた。

展示はどれもこれもわくわくしながら見たが、特にこの記事に目が止まった。

フォルクスワーゲンのワンボックスカーで世界一周している岡野豊さんのクルマの図解だ。

子どもの頃「キャンピングカーで世界を回りたい」という夢を思い出した。

いまだに実現していないけど。

(ちなみに岡野さんの近況はここに載っていた→グァム新聞


展示では記事の全部を読むことができないので、美術館の帰りに神保町の中野書店に

行って、その号を探したら、ちゃんとあった。


120819shom6808p

15ページにわたっている記事だが、展示されていた部分、クルマの透視図。

子どもの頃、こういうのをどれだけ真剣に眺めたことだろう。


なんと16ページをさいて、図解と写真で構成している。

世界一周100か国30万キロを走ったのは岡野豊さん。

日本を出発したのは1962年6月。海外旅行がまだ自由化されていない時代だ。

ベルギー人マイケルと2人で5年間をかけ、世界を一周したのだという。

記事は各地での野生動物との出会いや野宿のエピソード、持ち物、

食べものなどに触れている。

「とんぼのてんぷらからとかげめしまで、なんでも食べてやろう」。

ケニアの原住民が見た恐竜の話や風速120メートルの中を走ったり、

山賊のいる地域を突破する方法など少年たちがわくわくするような話が書かれている。


120819shom6808q

「うずまく激流! 愛車よがんばれ! 魔の川大突破作戦」

雨期の中南米コスタリカで豪雨の中、幅150メートルの川を渡る決死の作戦。


映像の方がより多くの正確な情報をタイムラグ無しに伝えてくれるだろう。

しかし、何度も眺めたくなり、記憶に残る実録として、

こういうグラフジャーナリズムという方法を覚えておきたいし、

大伴昌司氏が残したような仕事は語り継がれていくだろう。


掲載号はこれ。

120819shom6808r

少年マガジン 1968年2月18日号 講談社刊 表紙は「あしたのジョー」より

関連記事はありません。

コメントを書く

※送信ボタンを押す前に、下の画像認証欄に、
画像に表示されている文字を入力してください。

Get Adobe Flash playerPlugin by wpburn.com wordpress themes