二条城展

12/08/02 | カテゴリー:美術展 | | No コメント

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「江戸東京博物館開館20周年記念 二条城展」が江戸東京博物館で始まっている。

9月23日(日)まで。

徳川家が御所に参内するときの拠点、そして、幕末には幕府と朝廷の交渉の場である…

というのが日本史で習った知識。実際に見学に行くと、鶯張りの床を足下と耳で

確認して、図版で見るだけではない臨場感がある。

その京都・二条城では昨年から、建造物の「築城以来の大修理」が始まっている。

そこで、この展覧会開催の運びとなったようだ。


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《洛中洛外図屏風》(部分)17世紀 紙本金地著色


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《洛中洛外図屏風》(部分)17世紀 紙本金地著色 岐阜市歴史博物館蔵

江戸時代に描かれた洛中洛外図はこのような構図で、

左隻の家康が建てた慶長期の二条城から始まる行列が、

右隻の内裏に続くものがしばしば描かれるという。

確かに永徳の洛中洛外図などとはまったく異なる構図、風景。


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国宝《花下遊楽図》狩野長信筆 17世紀 紙本金地著色 東京国立博物館蔵


貴重な美術品が多く出品されているのだが、展示(主に照明関係)に残念なところも目立つ。

屏風が入った各ケースの内部に照明が仕込まれていて、これは悪くないのだが、

屏風の背景が白く、それほど距離の離れていない向かい側の屏風のケースのガラスに

それが反射して見づらい。

たとえば、この上にある《花下遊楽図》の写真を見てほしい。

向かい側の展示品の背景の白バックがこちらに反射しているのがわかるだろう。


本展の目玉は、

重要文化財 二条城二の丸御殿 大広間四の間《松鷹図》京都市(元離宮二条城)蔵

なのだが、それも同様に対面の照明が反射してちょっと惜しかった。

(以上、写真は美術館の許可を得て撮影しています)

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