市川孝典「FLOWERS」

11/04/30 | カテゴリー:美術展 | | No コメント

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独特の手法で注目される画家、市川孝典氏の個展「FLOWERS」が、

NADiff Gallery(NADiff a/p/a/r/t地下)で開催されている。5月29日(日)まで。


和紙を線香で焦がしながら、絵を描いていく。

線香はその太さや温度の違いの特性を利用するため、60種類を使い分ける。

市川氏によると、燃えているところが長いほど温度が低く、

短いほど温度が高いのだという。

それによって、遠目からはまるで写真にも見えるグラデーションをつけていく。

彼は紙に下描きもせずにそのまま描いていく。

それは記憶を定着させる作業なのだという。

忘れないうちに、どんな大きな作品も三日で仕上げることにしている。


今回は重ね合わせた紙を線香で貫く作品が展示されており、

深さによって焦げの具合が異なり、それが連作の形で展示されていておもしろい。

当然、一定のモチーフだが結果が異なる。

一度の作業で生まれるが、版画とは違い、それぞれは一点だけの作品。

ウォーホルの色違いのシルクスクリーンも同モチーフの表現違いなので、

そのことを思い出したりした。


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untitled (rose)シリーズ 2011年 各870×870cm

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specimen (butterfly)シリーズ 2011年 各655×860cm


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untitled (ivy)シリーズ 2011年 300×2400cm


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NADiffの店内にも展示されている。


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アーティストトークの模様。左:市川孝典氏、中:ビームス代表の設楽洋氏

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