佐野繁次郎氏の仕事

07/07/16 | カテゴリー:蔵書紹介 | | No コメント

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佐野繁次郎氏についても書いておこうと思っていたのだが、

『パリの居酒屋(ビストロ)』『パリの料亭(レストラン)』が

見つからなかったので、出てきたら・・と思っていた。

今日、別の本を探していたら、偶然見つかった。そういうものである。

 

↑辻靜雄『パリの居酒屋(ビストロ)』(昭和46年)

 辻靜雄『新版・パリの料亭(レストラン)』(昭和47年)ともに柴田書店

 

辻静雄によるパリのレストランガイドを洒脱な本に仕立てたのは、

洋画家・佐野繁次郎氏の仕事である。佐野は小出楢重氏の弟子。

渡仏中には、アンリ・マティスに師事している。

横光利一の本の装幀でも有名だが、この辻静雄氏「フレンチ」シリーズや

「パピリオ」「レンガ屋」「銀座百点」がいいなぁ。

以前、ある雑誌か本で山本益博氏の本棚を見る機会があったが、

『パリの居酒屋(ビストロ)』『パリの料亭(レストラン)』がきちっと

収まっていた。日本の食ジャーナリズムはこれらの本抜きには語れない。

その後、増補改訂される形で新潮文庫に入ったが、現在ではこちらも絶版

 

↑辻静雄『新・パリの居酒屋(ビストロ)』(昭和59年)表紙写真/吉田大朋氏。

 辻静雄『パリの料亭(レストラン)』(昭和57年)

 

『パリの料亭(レストラン)』は、ちくま文庫『辻静雄コレクション』に

収録されているのだが、『パリの居酒屋(ビストロ)』は未確認。

この『フランス料理の学び方』も入っていない。

 

↑辻靜雄『フランス料理の学び方』1980年(昭和55年)三洋出版貿易

 

辻静雄氏の仕事についてもっと書きたいが、今回は佐野氏についてなので別のときに。

で、これは辻留氏の著書の装幀。

 

↑辻留『現代豆腐百珍』

 

↑「鰻もどき」の作り方。他に「鮎もどき」もある。

 

佐野繁次郎氏の仕事については、数年前、東京ステーションギャラリーで

展覧会があって、全貌を見渡すことができた。

それよりも前にブックストア「ユトレヒト」でも展覧会をやったらしいが

そちらは見ていない。図録だけ入手したのだが、佐野氏のファンだという人に

あげてしまった。また買えばいいと思って。でも、まだ買っていない。

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