「香り かぐわしき名宝」展

11/04/07 | カテゴリー:未分類 | | No コメント

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「香り かぐわしき名宝」展が東京藝術大学大学美術館で始まっている。

5月29日(日)まで。期間中、何度か展示替えがある。


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十一面観音立像 唐時代 七世紀 東京国立博物館


日本が育んできた香りの文化を焦点にした展覧会。

香りは仏教文化、貴族文化、武家文化、庶民文化とともにあった。


また、個人的な感想だが、1枚の絵に描かれた香りの要素に注目すると、

その絵に時間軸が与えられると思った。

映像の文化に日常的に接してるわれわれの中ではややおろそかになっているかも

しれない感覚のひとつに、香りがあるのではないかと思った。


展示についていうと前半でどちらかというと直接的に香りに関する作品に接し、

それを踏まえて、後半を見ると、絵の中の香りに関するなにげない描写が

それまでよりも敏感に自分に届くのを感じる。

作者の意図が伝わりやすく、またそういうことを感じられるのが心地良い。


奈良時代〜平安時代の仏教絵画から近代絵画まで、

香りという一貫したテーマで編集された、なかなかにユニークで楽しい展覧会だった。

(撮影禁止のものが多かったので、公式ページを参考のこと。

もちろん展示を見に行くことをお薦め)


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白檀香合仏千手観音坐像 平安〜鎌倉時代 十二世紀 京都国立博物館


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重要文化財 十一面観音立像 奈良〜平安時代 八〜十世紀 奈良国立博物館


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源氏絵「真木柱」 江戸時代 十八世紀 京都・香文化資料室 松栄堂 松寿文庫


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『類聚雑要抄指図巻』(部分) 江戸時代 十八世紀 東京国立博物館


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重要文化財 色絵雌雉香炉 野々村仁清 江戸時代 十七世紀 石川県立美術館


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松竹梅蒔絵十種香箱(部分) 江戸時代 十八〜十九世紀 東京・大倉集古館


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邸内遊楽図(士女遊楽図)屏風 江戸時代 十七世紀 静岡・MOA美術館


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『絵本青楼美人合』鈴木春信画 明和七年(1770) 東京・たばこと塩の博物館


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香木 江戸時代 17世紀


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香席の展示


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鹿香合 森川杜園 明治時代 十九世紀 東京藝術大学

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