今週、東京都写真美術館で
「森村泰昌:なにものかへのレクイエム—戦場の頂上の芸術」
が始まるのを受けて、雑誌も森村祭りである。
(展覧会は、豊田市美術館、広島市現代美術館、兵庫県立美術館に巡回)
『美術手帖』、『ユリイカ』そしてこの『PHOTOGRAPHICA』。
『PHOTOGRAPHICA』2010 SPRING VOL.18
発行/エムディエヌコーポレーション 1,700円
昨日、明治学院大学教授の山下裕二先生と新宿で飲んでいたのだが、
このチラシをいただいた(折り目付いちゃいました。すみません)。
先生がこの展覧会の監修をされている。
法然上人八百年御忌奉賛
五百羅漢
増上寺秘蔵の仏画
幕末の絵師 狩野一信
の展覧会チラシだったのでした。
なんじゃこりゃー、の絵です。トン子ならずとも驚く。
六本木アートナイト、今年は3月27日〜28日に開催される。
開催地区は六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、
21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、
その他六本木地区の協力施設や公共スペース。
六本木ヒルズの広報誌『HILLS LIFE』に「去年のアートナイト体験者」として
コメントしたので、ここでも紹介しておく。
去年はヤノベケンジさんで、今年は椿昇さんの巨大作品が話題になりそう。
イラストレーター大橋歩さんの個人雑誌『アルネ』は
2002年9月発行の創刊号に始まり、2009年12月15日発売の30号で終了している。
当初からずっと続けるつもりの、商業雑誌のようなものではなく、
大橋歩さんによれば「ある意味自分が見たい冊子」だったので、
ひとつの完結を迎えたかたちだったのだと思う。
僕は1号目から送っていただいていて、毎号楽しみにしていた。
そして1号1号がんばってつくってきた大橋さんは
どんな風につくってきたかを、別冊にしてまとめたいと思った。
それで生まれたのがこの本『アルネのつくり方』だ。
↑「『アルネ』をつくることにしたこと。面白い仕事をしたかった」より
藤原えりみさんの著書『西洋絵画のひみつ』について一昨日お知らせした。
この本は彼女が監修・執筆したブルータスの特集「西洋美術を100%楽しむ方法。
—キリストの生涯がわかると美術館はほんとうにおもしろい!」(2007年)が
きっかけになって、生まれた本なのだが、その特集のときに、藤原さんが
描いたページ構成のラフコンテがあるのでお見せしよう。
大きく3段階のヴァージョンがあって、これはその2段階目のもの。
編集者というのは、こういうものをちゃんと保管してるものなのかというと、
それは人による。僕はそういうところ、保管に偏執的な編集者なのである、なんつて。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」来日がこの特集のきっかけ。
そのページ構成上のプレというかイントロに1974年の「モナリザ」来日の
ニュースを置いたあとに「受胎告知」。この始まりは僕の提案。
そして、「レオナルドはキリスト教をどう描いたか」と流れ、
キリスト教を描く際のお約束ごとなどを、Q&A形式でまとめている。
国立新美術館アニュアル【アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち】
5月5日(水・祝)まで。火曜休館注意。ただし、5月4日(火)開館。
さまざまな手法やメディアを使ったアーティストを集め、
恵まれた空間を大いに活用した展示になっている。
↑O JUN(おう じゅん) 1982年からの100点近くの絵を展示。圧巻。
絵画の見方・鑑賞の仕方について決定版の本が出た。
4000年の流れにインデックスをつけてくれていて、
実例でわかりやすく説明してくれているのだ。
藤原えりみ 著 いとう瞳 イラスト『西洋絵画のひみつ』朝日出版社刊
鈴木基真氏の個展 "World is yours"が始まっている。
築地のTakuro Someya Contemporary Artにて3月27日(土)まで。
↑アメリカ的風景の集積。しかも縮尺はまちまち。