雑誌『クロワッサンPremium』8月号

13/06/24 | カテゴリー:編集プロセス, 美術展 | | No コメント

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最近、ブログを書く余裕がまったくなくて、滞ってる。

連載の仕事の報告がせいぜいだ。

ということで今回も発売中の『クロワッサンPremium』のArt欄のことなど。


そのときに見られる(予定含む)2つの展覧会からそれぞれ1作品ずつ出して、

単体で見てもいいけど、2つをなにかのキーワードをたよりに見ると、

いろいろ奥行きが出るよ、おもしろいよという話を藤原えりみさんとしている。

今回は谷文晁(サントリー美術館「谷文晁展」)と

モネ(国立西洋美術館「モネ、風景をみる眼」)の水の表現を取り上げた。


130524ART

↑これはそのレイアウト。

 内容は実際に『クロワッサンPremium』を手にとってください。


この件でいくつか調べたり、本を再読していて面白かった。

谷文晁《石山寺縁起絵巻第7巻》の中で貧しい母娘がいた。娘は母を貧困から

救い出すため、自ら身売りすべく、琵琶湖から船出するするのだが、嵐に襲われる。

そこへ、白馬が助けに来るという話があって、湖でなんで白馬なのかなと思っていた。

龍とか、なにか水棲生物でないのはなぜか、と。

たまたま読み返した辻惟雄『奇想の図譜』(『奇想の系譜』ではないですよ)に

ちょっとおもしろい類似があったので、書いておいた。

〈「辻惟雄先生の『奇想の図譜』によると、白い波頭が白馬のイメージと

重なる作例があるんですね。曾我蕭白の《群馬群鶴図屛風》と、

19世紀イギリスの画家ウォルター・クレインの《海神の馬》」〉

(『クロワッサンPremium』8月号Art欄より)

ザブーンと来る波の形状が馬の頭を思わせるのではないかなと思う。

 

untitled

↑ページの一部(校正刷り)

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