Archive for ‘編集プロセス’

幅允孝さんによる「選書ワークショップ」

14/01/21 | カテゴリー:編集プロセス | | No コメント

愛知県立芸術大学美術学部デザイン専攻で非常勤講師をしている

ブックディレクター幅允孝さんが愛知県立芸術大学図書館で

「選書ワークショップ」をやったので、見学に行ってきた。


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学生たちが段ボールで組み立てた「Library in Library」にテーマ毎に選書を行う。


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2014年もどうぞよろしく。

14/01/01 | カテゴリー:編集プロセス | | No コメント

今年もよろしくお願いします。

 

雑誌ブルータスの副編集長時代の後半は毎日ブログを書いていましたが、

退職してフリーランスになり、原稿書きの仕事が増えてくると、

その仕事を終えたあとに「さて、ブログを」となかなかいけなくて、

いつのまにか、更新が滞るようになってしまいました。

ツイッターやFacebook(2つのFbページを設定しています)もあり、

以前とブログの役割も変わってきたのも事実。

でも、新年に誰もが思うように今年はまた心がけて書くようにしようかなと思い、

久しぶりに「新規投稿」ページを開けてみた。


さて、本日の話題は去年かかわった単行本について。


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猪子寿之監修『チームラボって、何者?』マガジンハウス

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雑誌『クロワッサンPremium』8月号

13/06/24 | カテゴリー:編集プロセス, 美術展 | | No コメント

最近、ブログを書く余裕がまったくなくて、滞ってる。

連載の仕事の報告がせいぜいだ。

ということで今回も発売中の『クロワッサンPremium』のArt欄のことなど。


そのときに見られる(予定含む)2つの展覧会からそれぞれ1作品ずつ出して、

単体で見てもいいけど、2つをなにかのキーワードをたよりに見ると、

いろいろ奥行きが出るよ、おもしろいよという話を藤原えりみさんとしている。

今回は谷文晁(サントリー美術館「谷文晁展」)と

モネ(国立西洋美術館「モネ、風景をみる眼」)の水の表現を取り上げた。


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↑これはそのレイアウト。

 内容は実際に『クロワッサンPremium』を手にとってください。


この件でいくつか調べたり、本を再読していて面白かった。

谷文晁《石山寺縁起絵巻第7巻》の中で貧しい母娘がいた。娘は母を貧困から

救い出すため、自ら身売りすべく、琵琶湖から船出するするのだが、嵐に襲われる。

そこへ、白馬が助けに来るという話があって、湖でなんで白馬なのかなと思っていた。

龍とか、なにか水棲生物でないのはなぜか、と。

たまたま読み返した辻惟雄『奇想の図譜』(『奇想の系譜』ではないですよ)に

ちょっとおもしろい類似があったので、書いておいた。

〈「辻惟雄先生の『奇想の図譜』によると、白い波頭が白馬のイメージと

重なる作例があるんですね。曾我蕭白の《群馬群鶴図屛風》と、

19世紀イギリスの画家ウォルター・クレインの《海神の馬》」〉

(『クロワッサンPremium』8月号Art欄より)

ザブーンと来る波の形状が馬の頭を思わせるのではないかなと思う。

 

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↑ページの一部(校正刷り)


雑誌『クロワッサンPremium』ART欄

13/05/20 | カテゴリー:編集プロセス | | No コメント

雑誌『クロワッサンPremium』の「Art|アートのある生活。」ページを

前号から、美術ジャーナリストの藤原えりみさんと担当しています。

そのとき、タイムリーに日本で開催中または開催予定の展覧会2つから、

それぞれ作品を1点ずつ抜き出し、その2つを対比させて、

ばらばらに見ても楽しいけど、2つ合わせとこんな見方もできるんだよとか、

まったく時代や地域の異なる作品にひそむいがいな関係などを解説していきます。

たとえば、本日発売の号では「貴婦人と一角獣」のタピスリと

伊藤若冲「鳥獣花木図屏風」。

それぞれ、インテリアを飾る美しい作品という共通点を持ち、

いろいろな動物が描かれている理由など探っています。


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これはレイアウトの状態。完成ページは本誌を手にとってご覧ください。

書店、コンビニ、キオスクなどで発売中です。


「フランス国立クリュニー中世美術館所蔵|貴婦人と一角獣展」

国立新美術館(東京・六本木):開催中~7月15日(月・祝)

国立国際美術館(大阪・中之島):2013年7月27日(土)~10月20日(日)


「若冲が来てくれました―プライスコレクション 江戸絵画の美と生命―」

岩手県立美術館:開催中〜7月15日(月・祝)

福島県立美術館:7月27日(土)〜9月23日(月・祝)

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雑誌『GOETHE』掲載 KRUG Mission

13/05/11 | カテゴリー:編集プロセス | | No コメント

シャンパーニュKRUGが主宰する《KRUG Mission》に参加して、

その模様が発売中の雑誌『GOETHE』に掲載されているので報告。

もともとは昨年、茂木健一郎さんと僕がダブリンに保存されている

フランシス・ベーコンのアトリエを見に行ったとき、

床にKRUGの空き箱が散乱していて、そのことをKRUGの日本の広報担当の方と

話す機会があり、そんな流れで今回の《KRUG Mission》のテーマが

フランシス・ベーコン、彼とKRUGのマーベリック(孤高)さについて、

みたいなことになった。


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東京国立近代美術館のエントランスホールをディナー会場に仕立てた。

(本文はフィルターで読めなくなっています。すみません。本誌をご覧ください)


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シルヴィアへ

13/05/05 | カテゴリー:編集プロセス | | No コメント

マリオ・ジャコメッリの作品に「シルヴィアへ」というシリーズがある。

ジャコメッリの写真展は東京都写真美術館で5月12日まで開催中)。

自身の作品に詩のタイトルを借りたりもするジャコメッリだが、

このシリーズは19世紀のこの詩人の詩に基づいて作った作品だそうである。

イタリア人俳優ヴィットリオ・ガスマンが朗読し、

ニコール・キッドマンが出演している映像があると、

先日、東京都写真美術館で写真展にちなみ一緒にトークをした

イタリア文学者の原基晶さんが教えてくれたので、ここにもクリップしておく。



原文と翻訳(ともに全文)、さらに解説に関しては、

札幌大谷短期大学の工藤知子先生の論文(画像PDF)をネット上で見つけた。

『シルヴィアに』についての考察 : レオパルディ詩における〈自然〉

 

展覧会の公式図録である『マリオ・ジャコメッリ写真集』(青幻舎刊)にも

訳詩が載っているのだが、翻訳が少々荒っぽいと感じられるので、

上の論文をお薦めしておく。


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目玉の観光客記念写真プロジェクト

13/01/07 | カテゴリー:日記的, 編集プロセス | | No コメント

パリ在住のアーティスト前川栄子さんがこういう作品シリーズを作っているので

協力してほしいというので、やってみた。

栄子さんは僕のツイッターアイコンを描いてくれた人です。


ここシャイヨー宮はパリでも最大の記念写真撮影ポイントのひとつです。

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エッフェル塔を背景に縫いぐるみに使うみたいな目玉をつけて、写真に収まる。

茂木健一郎さんと。       photo/ Eiko Maekawa


日本人の人はシャイだったり、警戒心が強すぎたりで、なかなかやらせて

くれないらしい。

目玉を両面テープで瞼に貼って、写真を撮られるだけです。すぐ終わります。

皆さんもパリに行くことがあったら、協力してあげてください。

連絡は彼女のツイッターアカウント(非公開)にフォローリクエストを送って、

その後、DMなどで、メルアドや携帯電話番号をやりとりするのがいいかと。

https://twitter.com/eikoparis

ウェブサイト↓

http://blogs.colette.fr/eikomaekawa/

作品はある程度たまったら、展覧会などで発表する予定だそうです。

(無許可でウェブなどに載せることはありません)

前川栄子さんについて僕のブログより↓

http://fukuhen.lammfromm.jp/?p=672


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栄子さんのドローイング作品例。


杉本博司さんが最近またジオラマシリーズを撮っている

12/11/19 | カテゴリー:編集プロセス | | No コメント

先々月、ニューヨークの行ってたときに取材していたものがあった。

杉本博司さんがまたジオラマシリーズの撮影をするというので、

その現場に立ち会って、様子を見ていたのだ。


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自然史博物館のジオラマの部屋に許可を申請して撮影する。開館時間中だ。

そのジオラマは暗幕で覆ってしまうので見学者は見ることができない。

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『婦人画報』「エルメス×杉本博司」記事

12/11/02 | カテゴリー:編集プロセス | | No コメント

発売中の『婦人画報』12月号にエルメスとアーティストのコラボ作品/商品、

《エルメス・エディター》シリーズの話を書かせていただいた。

このシリーズ第3弾となる今回の作家は杉本博司氏。作品タイトルは「影の色」。


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左の写真は2010年に僕が撮影した杉本氏。東京のアトリエで「光」を撮影中。

澄みきった冬の光を大型のプリズムで分光し、それを鏡を使って暗い部屋に招き入れ、

漆喰に投影した「虹」をポラロイドカメラで切り取っているところ。

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大伴昌司図解「地球七まわり半を走りぬいたアイディア万能バス」

12/09/04 | カテゴリー:編集プロセス, 蔵書紹介 | | No コメント

先日、弥生美術館で開催中の

「奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解 展〜一枚の絵は一万字にまさる」が

すごく良かった。展示は9月30日(日)まで。

大伴氏については今までもブログや講演なんどで何度も触れているがこの展覧会は

ツイッターでも、編集者、デザイナー、イラストレーターは必見!と書いた。

展示はどれもこれもわくわくしながら見たが、特にこの記事に目が止まった。

フォルクスワーゲンのワンボックスカーで世界一周している岡野豊さんのクルマの図解だ。

子どもの頃「キャンピングカーで世界を回りたい」という夢を思い出した。

いまだに実現していないけど。

(ちなみに岡野さんの近況はここに載っていた→グァム新聞


展示では記事の全部を読むことができないので、美術館の帰りに神保町の中野書店に

行って、その号を探したら、ちゃんとあった。


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15ページにわたっている記事だが、展示されていた部分、クルマの透視図。

子どもの頃、こういうのをどれだけ真剣に眺めたことだろう。

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